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ラミネートベニアの欠点とは?〜美しいけれど注意したいリスク〜

2025年10月17日

ラミネートベニアの欠点とは?〜美しいけれど注意したいリスク〜

「前歯の形を整えたい」
「ホワイトニングでは満足できない白さにしたい」

そんな方に人気の審美治療が**ラミネートベニア(Laminated Veneer)**です。
歯の表面に薄いセラミックを貼り付けることで、短期間で理想的な白さや形を手に入れられると話題になっています。

しかし、実際には「誰にでもおすすめできる治療」ではありません。
この記事では、ラミネートベニアの欠点や注意すべきポイントを、特に強度面と色調の問題を中心に詳しく解説します。


そもそもラミネートベニアとは?

 

 

ラミネートベニアとは、歯の表面をわずかに削り、セラミック製の薄い板を貼り付けて見た目を整える治療です。
主に次のような目的で選ばれます。

  • 前歯の色ムラや変色を改善したい

  • 歯の形・長さ・すき間を整えたい

  • 歯並びの軽いガタつきをカバーしたい

 

審美的には非常に優れており、短期間で美しい笑顔を手に入れられる治療です。
しかし、見た目の美しさの裏にはいくつかの「デメリット」も存在します。


欠点① 強度が弱く、割れ・欠けが起こることがある

 

ラミネートベニアの最大の弱点は、強度(耐久性)の問題です。

▶︎ ベニアは「薄いガラスのような構造」

ラミネートベニアは厚さがわずか0.3〜0.7mm程度と非常に薄く、
セラミック製であるため「硬いけれど、衝撃には弱い」性質を持っています。

そのため…

  • 硬いものを噛むと割れる

  • 歯ぎしり・食いしばりで欠ける

  • 衝撃(転倒など)で剥がれる

 

といったトラブルが起こることがあります。

▶︎ 特に割れやすいケース

 

  • 前歯でおせんべいや氷を噛む

  • 爪を噛む・ペンをくわえる癖がある

  • 就寝中に歯ぎしりをする

 

これらの癖がある方は、ラミネートベニアが長持ちしにくい傾向にあります。
対策として、歯ぎしり防止の**マウスピース(ナイトガード)**を併用することが勧められます。


欠点② 自然な色調合わせが難しい

 

 

もう一つの大きな欠点は、既存の歯との色調を完全に合わせるのが難しいという点です。

▶︎ ベニアは「透ける」素材

 

セラミックは光を透過する性質があり、下地の歯の色が影響します。
そのため、歯自体が黄色みを帯びていたり、神経が失われてグレーっぽく変色している場合には…

  • ベニアが思ったより白く見えない

  • 光の当たり方で色ムラが出る

  • 複数本の歯を治療したときに微妙な色の差が目立つ

 

といった結果になることがあります。

▶︎ 色合わせを成功させるためには

 

  • 歯科医師と**丁寧なシェード選定(色見本合わせ)**を行う

  • ホワイトニングで下地の歯の色を整えてから施術する

  • 前歯を左右対称に複数本(4〜6本)まとめて治療する

 

これらを行うことで、より自然で美しい仕上がりが得られます。


欠点③ 歯を削る必要がある

 

ラミネートベニアは「削る量が少ない」といわれますが、まったく削らないわけではありません。

通常、歯の表面を0.3〜0.5mm程度削ります。
一度削ると、元の状態には戻せません。

また、歯の削り方によっては以下のようなリスクもあります:

  • 削りすぎると歯がしみる

  • 歯の神経が近い場合、痛みや神経の炎症が起こる

  • 将来的に再治療が必要になることも

 

このため、「できるだけ削らずに自然に見せたい」方には、ホワイトニングやマウスピース矯正を先に検討するケースもあります。


欠点④ 一生ものではない(再治療が必要になる)

 

ラミネートベニアは「永久的な治療」ではありません。
経年劣化や歯ぐきの変化により、10〜15年ほどでやり替えが必要になることが多いです。

▶︎ よくある再治療の理由

  • セラミックの欠け・剥がれ

  • 接着剤の変色

  • 歯ぐきの退縮による境目の黒ずみ

 

再治療の際は、古いベニアを外して再製作します。
その際にさらに歯を削る必要がある場合もあるため、繰り返すほど歯への負担は増えます。


欠点⑤ 費用が高めで、保険がきかない

 

ラミネートベニアは審美目的の自由診療(自費治療)です。
1本あたりの費用は8〜15万円程度
が一般的。
前歯4本〜6本をまとめて治療する場合、40万円〜90万円前後になることもあります。

また、破損時の修理も自費対応となるため、長期的に見てもコストがかかる治療です。


【まとめ】ラミネートベニアは「慎重な選択」が必要な治療

 

 

メリット デメリット
短期間で白く整った歯にできる 強度が弱く、割れやすい
歯の形・長さ・すき間を整えられる 色合わせが難しい
歯列矯正より早い効果 歯を削る必要がある
長年の着色・変色にも対応可 再治療・費用負担がある

 

 


医師からのアドバイス:失敗しないために

 

ラミネートベニアは、正確な設計・色合わせ・接着技術が求められる治療です。
経験豊富な歯科医師に相談し、**「本当にあなたに合った方法なのか」**を見極めることが大切です。

場合によっては、

  • ホワイトニング

  • マウスピース矯正

  • セラミッククラウン
    といった別の方法の方が、結果的に自然で長持ちするケースもあります。

 


まとめ|ラミネートベニアは“美しさ”と“リスク”を天秤に

 

ラミネートベニアは、「短期間で理想の笑顔をつくる」魅力的な治療です。
ただしその一方で、強度・色調・再治療のリスクを正しく理解しておくことが大切です。

「少しでも自然に、美しく、長く持たせたい」
そんな方は、まずは専門の歯科医院で口元全体のバランス診断とカウンセリングを受けてみましょう。
あなたにとって最も後悔のない“美しい笑顔づくり”が見つかるはずです。

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