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頭痛の原因は歯ぎしり?歯並びを整えて快適な生活を

2024年7月11日

頭痛の原因は歯ぎしり?歯並びを整えて快適な生活を

 

 

日常生活で頭痛に悩まされることは少なくありませんが、その原因が歯ぎしりにあるかもしれません。

歯ぎしりは、ストレスや不適切な歯並びなどが引き金となり、無意識のうちに行われることが多いです。

この無意識の行動が頭痛を引き起こすことがあるのです。特に、歯ぎしりが慢性的になると、顎の筋肉に負担がかかり、頭痛や肩こり、さらには睡眠の質の低下を招くことも考えられます。

歯並びを整えることで、これらの症状を軽減し、快適な生活を取り戻すことできるかもしれません。

本記事では、歯ぎしりが頭痛を引き起こすメカニズムや、歯並びを整えるための方法について詳しく解説します。

 

 

目次

 

・歯ぎしりの基本知識とその影響

  歯ぎしりって何?実は寝ているときだけではない

  歯ぎしりの原因はストレス?

  歯ぎしりによるトラブルとその影響

  セルフチェックで歯ぎしりを確認しよう

 

・歯ぎしりが引き起こす具体的な症状

  奥歯や前歯のすり減り

  知覚過敏のリスク

  顔のエラが張る原因に

  歯のかぶせものや仮歯の脱落

  頭痛や肩こりとの関連性

  歯の位置が移動し、歯並びが変わる

  歯周病の悪化

  顎関節症のリスク

 

・歯ぎしりと頭痛の関係

  歯ぎしりが頭痛を引き起こすメカニズム

  頭痛の種類とその特徴

  歯ぎしりによる頭痛の対策

 

・歯ぎしりの治療法と対策

  歯科医院での治療法

  専用マウスピースの使用

  自分でできる対策

  ストレス管理とリラクゼーション

 

 

 

歯ぎしりの基本知識とその影響

 

歯ぎしりって何?実は寝ているときだけではない

 

歯ぎしりは、医学的には「ブラキシズム」と呼ばれ、無意識に歯を擦り合わせる行為です。

多くの人が寝ている時に発生すると考えがちですが、実は日中にも起こることがあります。

日中の歯ぎしりはストレスや緊張が原因となることが多く、これが慢性的になると「頭痛」や顎の痛みを引き起こすことがあります。

 

 

歯ぎしりの原因はストレス?

 

歯ぎしりの原因として、最も一般的に挙げられるのが「ストレス」です。

日常生活でのプレッシャーや不安を解消するために、無意識のうちに歯ぎしりを引き起こすことがあります。

歯ぎしりと同様にくいしばりも歯た顎に悪影響を与えます。集中すると歯をかみしめる癖がある方は要注意です。

厄介なことに歯ぎしりやくいしばりは自分自身ではなかなか気が付きません。

ストレス管理やリラクゼーション法を取り入れることで、歯ぎしりの軽減が期待できます。

適切な治療を受けるためには、歯科医師や専門医に相談することが重要です。

 

 

歯ぎしりによるトラブルとその影響

 

歯ぎしりは、無意識のうちに歯を強く噛み締める行動で、特に就寝中に多く見られます。これによって「頭痛」や顎の痛みが引き起こされることがあります。

就寝中は歯ぎしりしても自分では気が付かないことが問題です。

長期間にわたる歯ぎしりは、歯の「摩耗」や「歯並び」の悪化を招く可能性が高く、結果として「歯科治療」が必要となることも少なくありません。

さらに、歯ぎしりは「顎関節症」の一因ともなり、顎の動きに制限が生じることがあります。

対策としては、歯科医による「マウスピース」やストレス管理が有効です。

 

 

セルフチェックで歯ぎしりを確認しよう

 

歯ぎしりは「頭痛」や顎の痛み、さらには「歯並び」にも影響を与えることがあります。

まず、朝起きたときに顎の筋肉が疲れていないか、または痛みがないかチェックしましょう。

次に、歯の表面に異常な摩耗やひび割れがないか確認してください。また、家族やパートナーに寝ている間に音を立てていないか尋ねることも有効です。

さらに、鏡で自分の歯並びを見て、以前よりも変化がないか観察することも重要です。

これらのセルフチェックを通じて、歯ぎしりの兆候を早期に発見し、適切な対策を講じることができます。

 

 

歯ぎしりが引き起こす具体的な症状

 

奥歯や前歯のすり減り

 

歯ぎしりにより歯は摩耗します。そうすると、噛み合わせの高さが変化してきます。噛み合わせがの高さが変化することでかみ合わせたときにかかる力の方向が変化し、歯並びに悪影響が出ることがあります。

また噛み合わせの高さが変化することで顎の関節にも影響があります。

また、歯ぎしりは顎の筋肉に負担をかけ、結果として「頭痛」を引き起こすことがあります。特に朝起きた時に頭痛や顎の痛みを感じる場合は、歯ぎしりが原因かもしれません。これらの症状を放置すると、歯の寿命を縮めるだけでなく、全身の健康にも悪影響を与える可能性があります。

予防策としては、ナイトガードの使用やストレス管理が効果的です。定期的な歯科検診も重要で、早期発見・早期治療が健康な歯を保つ鍵となります。

 

 

 

知覚過敏のリスク

 

知覚過敏は、歯のエナメル質が薄くなり、象牙質が露出することで引き起こされます。この状態は、冷たい飲み物や甘い食べ物に対して鋭い痛みを引き起こすことがあります。特に「歯ぎしり」は、エナメル質を削り、知覚過敏のリスクを高める要因の一つです。

歯ぎしりやくいしばりをすることで歯には過度の力がかかります。過度な力の加わった歯はたわみ、歯の強度を低下せてしまいます。

結果として、歯の一部がくさび状にえぐれる「くさび上欠損」を生じてしまいます。

クサビ状欠損ができると知覚過敏が起こりやすくなります。

 

 

顔のエラが張る原因に

 

顔のエラが張る原因として、顔の筋肉の緊張があげられます。「歯ぎしり」をすると顔に筋肉は収縮し、筋肉が硬く厚くなります。

その結果、顔のエラが張ってしまいます。

また、「歯並び」の問題もエラ張りの一因です。特に上下の歯がうまく噛み合わない場合、咬筋に過度な負担がかかり、結果としてエラが張ることがあります。さらに、ストレスや緊張が原因で無意識に歯を食いしばることも咬筋の発達を促進し、エラ張りを引き起こす要因となります。

 

歯のかぶせものや仮歯の脱落

 

歯のかぶせものや仮歯の脱落は、日常生活に支障をきたすことがあります。「歯ぎしり」をするとかぶせものが左右にゆすられ、脱落の原因となることが多いです。また、かぶせものが摩耗し破損する原因になります。

 

頭痛や肩こりとの関連性

歯ぎしりは、頭痛や肩こりと深い関連があります。常に顔や肩回りの筋肉が緊張しているため筋肉が硬く硬直します。

。特に、夜間に無意識に行われる歯ぎしりは、顎の筋肉に過度な負担をかけるため、結果として「頭痛」を引き起こすことが多いです。また、顎の筋肉が緊張すると、首や肩の筋肉も影響を受け、肩こりが発生します。さらに、歯ぎしりによる歯の摩耗や「歯並び」の変化も、頭痛や肩こりを悪化させる要因となります。

 

 

 

歯周病の悪化

 

歯周病の悪化は、さまざまな要因が関与しますが、その中でも「歯ぎしり」は大きなリスク要因となります。

なぜならば歯周病で弱った歯肉に歯ぎしりによる過度の力が加わると歯周病をさらに悪化させる原因になります。

歯ぎしりの防止も大切ですがそもそも歯周病にならないようにすることが重要です。

 

顎関節症のリスク

 

顎関節症は、歯ぎしりや食いしばりが原因となり発症することが多いです。特に「歯ぎしり」は、夜間に無意識に行われるため、症状が進行しやすいです。顎関節症が進行すると、頭痛や耳鳴り、肩こりなどの全身症状が現れることもあります。歯並びの乱れも顎関節症のリスクを高める要因の一つです。歯並びが悪いと、噛み合わせが不均衡になり、顎関節に過度な負担がかかります。早期の治療が重要であり、専門医による診断と適切な治療を受けることが推奨されます。

 

 

歯ぎしりと頭痛の関係

 

歯ぎしりが頭痛を引き起こすメカニズム

 

歯ぎしりが頭痛を引き起こすメカニズムには、いくつかの要因が関わっています。まず、歯ぎしりは「顎関節」に大きな負担をかけるため、顎の筋肉が緊張しやすくなります。この緊張が「側頭筋」や「咬筋」に伝わり、結果として頭痛を引き起こすことがあります。さらに、歯ぎしりによって「歯並び」が悪化する場合もあり、これが「咬合不全」を引き起こすことがあります。咬合不全は、噛み合わせが正常でなくなる状態で、これも頭痛の原因となり得ます。加えて、歯ぎしりが「ストレス」や「睡眠障害」と関連していることも多く、これらの要因が複合的に頭痛を引き起こすことがあります。

 

 

頭痛の種類とその特徴

 

頭痛には「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」などさまざまな種類があります。片頭痛は、片側のこめかみや目の奥がズキズキと痛むのが特徴で、光や音に敏感になることもあります。緊張型頭痛は、ストレスや「歯ぎしり」によって引き起こされることが多く、頭全体が締め付けられるような痛みが続きます。群発頭痛は、目の周りが激しく痛むことが特徴で、一定期間に集中して発症します。これらの頭痛は、生活習慣や「歯並び」の問題とも関連が深く、適切な治療や予防が重要です。

 

 

歯ぎしりによる頭痛の対策

 

歯ぎしりによる頭痛は、日常生活に大きな影響を与える問題です。まず、歯ぎしりの原因を特定することが重要です。ストレスや「歯並び」の悪さが原因となることが多いです。ストレス管理として、リラクゼーション法や適度な運動が有効です。また、歯科医による「マウスピース」の使用も効果的です。夜間の歯ぎしりを防ぐために、就寝前のカフェインやアルコールの摂取を控えることも推奨されます。歯科医の定期的な診察を受け、適切な治療を受けることが重要です。

 

 

歯ぎしりの治療法と対策

 

歯科医院での治療法

 

歯ぎしりによる「頭痛」や顎の痛みを軽減するためには、ナイトガードの使用が一般的です。

ナイトガードは、寝ている間に歯ぎしりを防ぎ、歯や顎への負担を軽減します。また、歯並びの矯正も重要です。歯並びが悪いと、噛み合わせが悪くなり、結果的に頭痛や顎の痛みを引き起こすことがあります。インビザラインなどのマウスピース矯正やワイヤー矯正などで歯列を整えることが重要です。

とくにマウスピース矯正は常にマウスピースを装着するためはぎしり防止には有効です。

 

 

 

自分でできる対策

歯ぎしり防止にはストレス管理が重要です。リラクゼーション法や適度な運動を取り入れることで、ストレスを軽減させることができます。また、就寝前の「リラックス」した環境作りも効果的です。例えば、温かいお風呂に入ることや、静かな音楽を聴くことが挙げられます。

さらに、歯科医師に相談して、ナイトガードを使用することも検討しましょう。ナイトガードは歯ぎしりから歯を守るために役立ちます。日常生活での「噛み合わせ」確認も大切で、硬い食べ物を避けるように心がけると良いでしょう。これらの対策を実践することで、歯ぎしりによる「頭痛」や歯並びへの悪影響を減少させることが期待できます。

 

 

まとめ

 

歯ぎしり対策のまとめと今後のステップ

 

歯ぎしりは、頭痛や「歯並びの乱れ」の原因となることがあります。まず、歯ぎしり対策としては、ナイトガードの使用が一般的です。ナイトガードは歯を保護し、摩耗を防ぐ役割を果たします。また、ストレスが歯ぎしりの一因であるため、リラクゼーション法やストレス管理も重要です。さらに、歯科医の定期検診を受けることで、早期に問題を発見し対策を講じることができます。今後のステップとしては、歯科医と相談し、個々の状況に応じた対策を継続することが求められます。例えば、マウスピースの調整や生活習慣の見直しなどが挙げられます。これらを実践することで、歯ぎしりによる影響を最小限に抑えることが可能です。

 

 

このブログの執筆者

歯科医師
大前 正範

2000年に大阪歯科大学を卒業後、大学病院などで経験を積む。
大学ではホワイトニング、歯科用レーザー、歯科用接着材の研究を行う。
岡山大学病院に助橋として赴任し、外来医長や審美歯科外来を担当する。
2011年より北歯科医院の院長を務める。
歯科医師臨床研修 指導医、
日本歯科保存学会 専門医、
日本歯科審美学会 認定医
を取得。
インビザラインGOの症例数は岡山県でNO.1。全国でもTop100の症例数

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