2024年7月9日
今回は口臭対策についてお伝えします。
口臭対策にクリーニングが有効なことはなんとなく理解できると思いますが、ホワイトニングも口臭予防効果があります。
そこでクリーニングとホワイトニングの効果的なケア方法についてご紹介します。
ホワイトニングが口臭ケアにどのように役立つのか、その効果についても詳しく解説しています。
健康意識やおしゃれ意識の高い方にぴったりの内容です。ぜひチェックしてみてくださいね!
口臭の主な原因は、口の中にできるバイオフィルムです。このバイオフィルムが口臭の元となる細菌を増やしてしまいます。
このバイオフィルムは粘着質の物質で歯面に貼り付いています。通常のハミガキでは取り除くことができません。
バイオフィルムが原因の口臭を予防するためには、定期的な歯のクリーニングやホワイトニングが有効です。
また、歯科医院で専用の器具を用いてバイオフィルムを除去するホワイトニングで歯を美しくしましょう。
口臭予防には定期的なクリーニングが重要です。自宅でも歯磨きをしっかり行い、口臭の原因となるバイオフィルムを予防しましょう。
健康でおしゃれな笑顔を保つために、口臭対策をしっかりと行いましょう。
口臭は、歯にできるバイオフィルムが原因の一つです。このバイオフィルムは、食べカスや細菌が歯に付着してできる膜状のもので、口臭の元となります。
通常のハミガキでは除去することが困難なため、定期的な歯科医院での歯のクリーニングやブラッシングが重要です。
さらに効果的な方法としてホワイトニングがあります。
歯科医院で行うホワイトニングには過酸化物が含まれています。この過酸化物は医療用の消毒剤としても良く利用されています。
特に有名なものとしてはオキシドールです。
また、ホワイトニングを行うときは歯の汚れを落としてから施術を行います。
そのため、歯科医院でホワイトニングを行うことで歯の着色汚れを落とし、口臭の原因となるバイオフィルムを取り除くことができます。
口臭対策を考える際には、ホワイトニングも有効な選択肢の一つとして検討してみてください。
口臭の原因として歯石が挙げられます。歯石は歯垢が固まってできるもので、口臭の元となります。
歯石の表面はざらざらしているため歯石の上に歯垢が溜まりやすいためです。また歯石が溜まると歯肉が炎症を起こします。
歯肉の炎症が起こると口臭が強くなります。
歯石を溜めないためにも歯周病治療が重要です。
3か月の一度は歯科医院を受診して歯周病ケアをうけることが重要です。
舌のバイオフィルムが口臭の原因になることを知っていますか?
口臭を改善するためには、定期的な舌のクリーニングが重要です。
歯磨きはしっかりするけど舌に関しては何もしない方は多いです。
舌の汚れが溜まると味覚も鈍くなります。舌のクリーニングも意識しましょう。
通常、歯科医院では舌のクリーニングは行いません。
そのため、舌のセルフケアがとても大切になります。
舌苔のケア方法についてお伝えします。
舌をお掃除する場合は軟かいハブラシを利用して優しく前後に磨いてください。
舌専用のブラシを利用するのも良いでしょう。舌は軟かい組織なので歯を同じ感覚で磨くと舌を傷つけてしまいます。
やさしくゆっくりと舌を磨くようにしましょう。
舌の汚れを取ることで味覚もしっかりと感じられ、口臭予防と一石二鳥です。
オフィスホワイトニングのポイントを知って、口臭やクリーニングについて理解しましょう。
オフィスホワイトニングは、高濃度の過酸化水素を用いて歯を白くします。過酸化水水素は消毒効果が高く、オキシドールなどの消毒剤として医療業界でよく利用されています。
もともと歯のホワイトニグは歯を消毒するため歯にオキシドールを塗っていたところ、歯が白くなることを発見したことが始まりと言われています。
ホワイトニングは歯を白くするだけでなく、お口の中を清潔にし口臭を予防する効果があります。
一方で、過酸化物(過酸化水素や過酸化尿素)を含まないホワイトニング材は歯を白くしたり消毒する効果はありません。
白い歯と清潔なお口を希望する場合は歯科医院でホワイトニングを受けることをお勧めします。
ホームホワイトニングは過酸化尿素を有効成分とするジェルを専用のマウスピースにいれて歯に装着することで歯を白くします。
ジェルに含まれた過酸化物の作用で歯が白く漂白されます。また、過酸化物による消毒効果もあります。
ホームホワイトニングが通常1日2時間、自宅で行います。
そのため、毎日お口の中をホワイトニングジェルで消毒することができます。
ホームホワイトニングを行うことで歯の白さとお口の清潔さの両方を手に入れることができます。
歯の表面についた茶渋やタバコのヤニ、これらをまとめてステインと呼びます。
ステインあるとバイオフィルムが付きやすくなります。歯の表面がざらざらして汚れが沈着しやすくなるためです。
そのため、ステインの除去は見た目の改善だけでなくバイオフィルの除去にも有効です。
ステインは通常のハミガキでは落とすことができません。
歯科医院で専用の器具を用いて除去していきます。クリーニング材を付けた回転ブラシで除去したり、ジェットクリーニングでステインを除去します。
食生活や嗜好品によるステインの付きやすい方は定期的に歯科医院で除去しましょう。
ステインの除去は健康保険適応外の治療となります。
健康保険は療養に対する給付なので、病気に対する治療に対してのみ健康保険を使用することができます。
ステイン除去は病気の治療ではありませんので健康保険が適応できませんので自由診療のクリーニングとなります。
料金としては5,000円から10,000円ほどが多いです。
エアフロー・ジェットクリーニングとはステインを高圧のジェットで除去する方法です。
重炭酸ソーダなどのパウダーを水と一緒に吹き付けステインを吹き飛ばします。
ブラシなどが入らない歯と歯の間や、歯の溝などの汚れもきれいにすることができます。
また、パウダーの粒子の大きさを変えることで頑固な着色を除去したり、
歯の表面のざらざらを補修しつるつるにする作用を持ったパウダーなども利用できます。
着色が多い方には特におすすめのクリーニング方法です。
歯科医師
大前 正範
2000年に大阪歯科大学を卒業後、大学病院などで経験を積む。
大学ではホワイトニング、歯科用レーザー、歯科用接着材の研究を行う。
岡山大学病院に助橋として赴任し、外来医長や審美歯科外来を担当する。
2011年より北歯科医院の院長を務める。
歯科医師臨床研修 指導医、
日本歯科保存学会 専門医、
日本歯科審美学会 認定医
を取得。
インビザラインGOの症例数は岡山県でNO.1。全国でもTop100の症例数
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
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