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【歯科医が解説】神経を取った歯は長持ちしない?その理由と対処法を徹底解説

2025年4月18日

【歯科医が解説】神経を取った歯は長持ちしない?その理由と対処法を徹底解説

 


「神経を取った歯って、もう虫歯にならないんですよね?」

そんなふうに思っていませんか?
実は、神経を取った歯(失活歯)は、健康な歯よりも“弱く・もろく・壊れやすく”なります。

  • 治療した歯が数年でダメになった

  • 詰め物は取れてないのに歯が割れた

  • 抜歯をすすめられてショック…

この記事では、なぜ神経を取った歯が長持ちしないのか?
そのメカニズムと注意点、少しでも長持ちさせるための対策を、歯科医の視点でわかりやすく解説します。


結論|神経を取った歯は「生きた歯」とは構造がまったく違います

 


神経(歯髄)を取ると、歯の内部は栄養と血液の供給が絶たれ、
“枯れ木”のように乾燥した脆い状態になります。

✅ 神経を取った歯の特徴

  • 栄養と水分を失い、弾力性がなくなる

  • 外部からの刺激を感じにくくなる=悪化しても気づきにくい

  • かぶせ物で見た目はキレイでも、内部はもろく破折しやすい

📌 治療して終わりではなく、「治療後のケアが命」の歯だといえます。


神経を取った歯が長持ちしない主な理由

 


✅ 1. 歯が脆くなり、割れやすくなる(破折リスク)


神経を取った歯は、内部に歯髄(血管・神経)という“芯”がない状態
さらに、根管治療で歯の内側を削るため、

  • 強度が低下し、歯根破折(ヒビや割れ)が起こりやすくなります

  • 破折してしまうと、抜歯が唯一の選択肢になるケースも多い

特に注意すべきサイン:

  • 噛むとピリッと痛い

  • 歯ぐきが繰り返し腫れる

  • 過去に根管治療した歯が突然グラつく


✅ 2. 再感染・再根管治療のリスクが高い


根管治療後も、以下のような理由で細菌感染が再発することがあります

  • 根管内の洗浄・封鎖が不完全だった

  • 詰め物の隙間から細菌が侵入

  • 根の奥に複雑な分岐や見落としがあった

📌 神経のない歯は痛みを感じにくいため、自覚症状が出る頃にはかなり進行していることも。


✅ 3. 二次虫歯になりやすい


神経を取った歯は“虫歯にならない”と思われがちですが、
実際は周囲の歯質や詰め物の隙間から虫歯(二次カリエス)が発生することが多く、

  • 痛みがないため気づかずに放置されやすい

  • 気づいたときには内部が崩壊 → 抜歯になるケースも


✅ 4. 噛み合わせの負荷に弱くなる


  • 神経のない歯は噛みすぎ・強い力を“感じ取れない”
    → 知らず知らずのうちに負荷がかかりすぎてしまう
    → 結果、破折や骨の吸収、炎症の再発につながる

📌 歯ぎしり・くいしばりがある方は特に要注意。


長持ちさせるために必要な5つの対策

 


✅ 1. 神経を取った歯には「被せ物(クラウン)」が基本

 


  • 詰め物のままにしておくと歯が割れるリスクが高くなる

  • クラウンで全体をカバーすることで、破折や細菌の侵入を防ぐ
    → 奥歯や咬合力の強い部位は、特に早めの補綴が重要!


✅ 2. ナイトガード(マウスピース)で保護

 


  • 歯ぎしり・食いしばりによる負担をマウスピースで軽減

  • 就寝中は無意識に力が入るため、ナイトガードは有効な予防策


✅ 3. 定期的なメンテナンスとレントゲンチェック

 


  • 神経のない歯ほど、“沈黙の進行”が起こりやすい

  • 3~6ヶ月ごとの定期検診で、根の病変や詰め物の不具合を早期発見

  • 必要に応じて再根管治療・被せ物の再製作も検討


✅ 4. セラミックなどの適合性の高い素材を選ぶ

 


  • 被せ物の精度が悪いと隙間から細菌が侵入→再感染のリスク

  • 自費のセラミッククラウンは、適合精度が高く、清掃性も良好

📌 長く歯を守るには、「質の良い素材を選ぶこと=再治療の回数を減らすこと」に直結します。


✅ 5. 歯の寿命を意識した治療設計を選ぶ

 


  • 神経を取ることは**“最終手段”**。

  • 初期の段階でむし歯を治療して、神経を守ることがベスト

  • すでに取っている場合は、“守る歯”として大切に扱う意識が大事です


よくある質問(Q&A)

 


Q. 神経を取った歯って、必ず寿命が短くなるの?

“そのままにしておくと短くなる”のが正解です。
→ 適切な治療とケアを行えば、10年以上もたせることも可能です。


Q. 詰め物と被せ物はどう違うの?

→ 詰め物(インレー)は部分的に穴をふさぐだけ。
→ 被せ物(クラウン)は歯全体を覆って強度を補強するため、
神経を取った歯にはクラウンがおすすめです。


Q. セラミックじゃなきゃダメですか?

→ 保険の銀歯やプラスチックでも対応できますが、
適合精度・耐久性・変色しにくさなど、セラミックの方が長期的に有利です。


当院では“神経を取った歯を長持ちさせる”治療を大切にしています

 

  • ✅ 根管治療からクラウン設計まで一貫した診療体制

  • ✅ 必要に応じてCT・マイクロスコープを使用した精密根管治療

  • ✅ 歯ぎしり・噛み合わせチェックも含めた総合的な予防アプローチ

  • ✅ 駅近・予約制・土曜診療で通いやすい


まとめ|神経を取った歯は「守る」意識が未来の歯を守ります

  • 神経を失った歯は、もろく・再感染しやすい“弱い歯”

  • 適切な補強・メンテナンス・咬合管理で、長く使える可能性が高まる

  • 「もう治療したから大丈夫」ではなく、“これからが本番”の意識が大切


📣「神経を取った歯、大丈夫かな?」と不安な方へ

  • 被せ物を入れたまま放置している

  • 噛むと違和感がある

  • 根の治療後も繰り返しトラブルがある

当院では、神経を取った歯の定期チェック・再治療・補綴リカバリーにも対応しています。
LINE・WEB予約は24時間受付中!まずは気軽にご相談ください。

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