
2025年5月9日
「うっかりゴミと一緒に捨ててしまった…」
マウスピース矯正中、思わぬタイミングでマウスピースを紛失してしまうことは、実は珍しくありません。
でも、慌てる必要はありません。
正しい対応をすれば、大きなトラブルにならずに治療を継続できます。
この記事では、
マウスピースを無くしてしまったときの対応ステップ
歯科医院に連絡する際のポイント
治療への影響を最小限にするコツ
よくある失敗と防止策
を、マウスピース矯正の専門的視点からわかりやすく解説します。
飲食時に外したマウスピースをティッシュに包んで置いていた → 誰かがゴミと間違えて捨ててしまった
出先で外してケースに入れずにカバンへポイ → ケースから落ちて紛失
飛行機や新幹線などの移動中に置き忘れた
ペットや子どもが誤って持ち去ってしまった
📌 持ち運び用ケースを常に使うことが基本ですが、それでも紛失は起こりえます。
前のステージ(例:5番を無くしたら4番)
次のステージ(例:5番を無くしたら6番)
→ これらがあれば、一時的な代替として使える可能性があります。
できるだけ当日中に連絡を入れましょう。
伝えるべき内容:
紛失したステージの番号(例:7番目のアライナー)
紛失した状況(外出中・自宅内など)
前後のマウスピースがあるかどうか
📌 歯科医院側で治療計画を確認し、次に取るべきステップを案内してくれます。
「早く進めないと…」と自己判断で次のマウスピースを装着するのはNG
→ 歯の動きが安定していない状態で無理に装着すると、フィット不良・痛み・歯列の乱れが起こるリスクがあります。
状況 | 対応指示の例 |
---|---|
紛失してすぐ(数日以内) | 前のマウスピースに戻して保持・再作製の準備 |
治療が進んでいて歯が安定していれば | 次のマウスピースへ進行(装着時間長めにする場合あり) |
次のマウスピースが全く入らない場合 | 再作製(リフィット)用に新たに型取りをする可能性もあり |
→ 紛失から再製作まで1〜2週間の遅延が発生することがあります。
→ アライナーを長時間外したことで、歯が元の位置に戻ろうとする動きが出てしまう場合があります。
→ 無理に進めると、歯の移動が計画からズレてしまい、追加アライナー(リファインメント)が必要になる可能性が高まります。
→ **必ずしもそうではありません。**前後のステージでカバーできることもありますが、判断は必ず歯科医師に相談しましょう。
→ 使用中の矯正システムによって異なります。
例:
インビザライン:一部の再発注は無料または回数制限内で対応可能
その他のシステム:再作製費用がかかる場合もあります
→ 通常は1~2週間程度で再送付されます。
→ その間は前のマウスピースに戻して保持することが多いです。
予防策 | 詳細 |
---|---|
ケースを常に携帯 | 食事中・外出時でも安心して保管できる |
食事時のルールを決める | 「ティッシュに包まない」「必ず洗ってケースへ」など |
替えのケースを用意 | 自宅用・職場用・バッグ用で3つ持っていると安心 |
外したマウスピースの場所をルーティン化 | 「バッグのポケットに必ず入れる」など習慣化が◎ |
✅ 紛失時のご連絡にはすぐ対応
✅ 治療計画に応じた最適なリカバリープランをご提案
✅ 必要に応じて再スキャン・追加作製・リファインメント計画の見直しも可能
マウスピースの紛失は珍しくないが、自己判断せずすぐに歯科医院へ連絡することが大切
対応方法は、治療の進行状況・歯の状態によって変わる
普段から予防策を徹底しておくことで、トラブルを未然に防げる
無くしてしまって焦っている…
合わない・入らないなどの違和感がある
自分に合ったケアや対策が知りたい
当院では、患者さま一人ひとりに合わせたサポート体制で、マウスピース矯正を成功へと導きます。
LINE・WEB予約は24時間受付中。お気軽にご相談ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
ご予約・お問い合わせ086-230-0781
〒700-0023
岡山県岡山市北区駅前町1-10-23
アーバンパレス駅前町102